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karimasu(旧)

日記とゲームとアニメ

COJ全国大会予選に参加した

 

COJ公式全国大会「Master of Agent」東京予選に参加した。

 

そもそもCOJとは何か?というと「CODE OF JOKER」というデジタルトレーディングカードゲームのことである。セガ系列などのゲームセンターでプレイすることができる。

今回はCOJをプレイしたことがない人にもできるだけ伝わるようにレポートを書いてみる。

 

もともと自分は未熟だしカード資産もやや不十分だったので全国大会にエントリーするつもりはなかったのだが、現在のCOJの環境では侍デッキが圧倒的な強さを誇っており、もともと侍使いだった自分にもワンチャンスがあったこと、また単純に大会を観戦したかったこと、キャンセルが多く当日エントリーの枠が十分にあったことから急遽前日に参加することに決めた。

 

使用デッキ

使用したデッキは以下の通りである。

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サイドボードは青沖田2、信玄1、ツクヨミ1、人の業1。
 
(全国大会独自のルールとして、試合前に相手のデッキリストを確認してからサイドボードを含めた45枚から40枚選んでデッキを組むことができる。)
 
デッキのコンセプトとしては、「侍」という種族のユニット(クリーチャー、モンスターのこと)を並べて種族シナジーを発揮させ、《三日天下》という強力な全体強化トリガー(スペル、魔法罠カードみたいなもの)でパンプアップし盤面の圧力を高め、最後は相手ユニットを全てブロック不可にさせる《ジャッジメント》か、《剣聖・武蔵》で侍に貫通(トランプルみたいなもの)を付与させ、一気に畳み掛け相手のライフを削り切るデッキだ。
 
《無限の魔法石》という、手札1枚を捨ててデッキから任意の1枚を手札に加える極めて便利なサーチカードがあるのだが、レアリティの高いカードで自分は持っていないのでデッキには入っていない。
 
サイドボードは8割方侍ミラーを意識。1枚だけ侍メタの毘沙門を警戒した人の業。他のアーキタイプは無視し、デッキの地力で勝つ作戦にした。完全にワンチャン狙いの割り切った選択である。 
 

試合

1回戦の相手は青単コントロール。
いきなりメタを外しているが、デッキが過去最高の理想的な動きを見せ最速で勝利。
試合の前はチンコが3cmくらいに縮み上がるほど緊張していたが、試合中は集中でき快勝したことで緊張はかなりほぐれた。
 
2回戦は侍ミラーの対決。
後攻をとってしまい厳しいかと思われた(COJは明確に先攻有利のゲームなのだ)が、相手より先にジャッジメントを撃ちライフを大きく削って、最後武蔵で押し込んで勝ち。
 
3回戦の相手は赤青ミッドレンジ。
相手は僕の10倍以上対戦数を重ねているプレイヤー。楽には勝てないだろうことが予想された。
先攻をとれたため、中盤でやや無理をして手札を多めに消費しつつも展開を優先して押し切るプランを選んだ。
この作戦が功を奏し、武蔵からの貫通で勝ち。
 
4回戦(準決勝)は侍ミラー。
相手は全国ランキング16位のQランク(最上級ランク。Q>J>SS>S...の順にスゴイ)。
恐らく僕の20倍くらいCOJをやりこんでいると思われる。
先攻をとられて、戦闘したユニットを無条件で破壊する《天剣の沖田》(通称:青沖田)で殴られ続けて序盤から急速にライフが減る。さらに盤面に青沖田2体目が追加。毎ターンパワーが減って数ターン後に自滅する青沖田の弱点も三日天下でパンプアップすることで延命。形勢はかなり苦しい。
これは侍ミラーで特に危惧すべき状況だったのだが、有効牌を引き込むことができず最後はジャッジメントを撃たれ敗北。
あと2回勝てば全国大会出場だったのだが、ここまでだった。
記念参加にしてはそこそこ勝てたのは嬉しかったが、どうせならあと1回勝って決勝まで行きたかった気持ちもある。
 

反省点

  • ジョーカー選択がミス。今大会に対する理解度の明らかな不足である。ライズアンドシャインにすべきで、実際侍使用者の多くがライズを選択していた。インペリアルクルセイドは速度でライズに勝てず、また多くのプレイヤーがサイドボードにアルカナブレイクを採用していたため発動は困難だった。もっともライズのジョーカーレベルは1だったので知ってても微妙だったが…。
  • デッキの調整の甘さ。青沖田は3枚用意すべきだった。信玄は不要。また烈火も2枚もしくは0枚でよかった。
  • 魔法石無しの右手頼りのプレイにも限界がある。いずれお金を使って魔法石を手に入れる必要があるときが来るかもしれない。
 

現在のCOJの環境の話

今、COJ界隈は波乱の中にある。
何が起きているのか?
それはすべて1枚のカードに起因している。
 

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《三日天下》
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたの全てのユニットの基本BPを+3000し、【呪縛】を与える。
 
MtG風に書くとこういう感じのカードに近いだろう。
 
(0) ソーサリー
あなたがコントロールするクリーチャーの上に+1/+1カウンターを2個置く。あなたがコントロールするクリーチャーは「このクリーチャーはあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない」を得る。
 
呪縛というデメリットはあるものの全体強化で火力による除去への耐性を大きくアップさせ、そして何と言ってもコストがゼロというのが驚異的だ。
 
このカードは先週の木曜日に使用できるようになったばかりの新カードだが、既存の【侍】デッキと組み合わさることによって瞬く間に環境を席巻した。
 
《三日天下》と【侍】の相性が良い点は主に2つ。
  1. 侍には侍全体に不屈(MtGで言う警戒)を与えるユニットがあり、呪縛のデメリットを打ち消せること。
  2. 侍は最近新しい侍ユニットの追加によって強化されトップメタの一角とも言われるようになりつつあったが、ユニットのBPにやや不安があり「火力による除去に弱い」という弱点があった。その弱点が《三日天下》によって一瞬で克服されたこと。
そして高BP同士のにらみ合いやコントロール系のデッキに対して強い《ジャッジメント》が加わることによって、完全な【三日天下侍】一強状態が形成された。
 
今回の東京予選でも参加者の半数以上が侍デッキを採用。「侍ミラーを意識した侍デッキ」vs「侍メタを用意した非侍デッキ」の様相が呈されることとなった。
それでもまだ《三日天下》が使用可能になってからわずかな期間しか経過していないこともあり侍対策は非常に難しく、最終的な予選通過者は16人中10人が侍を使用。
(一方で使い慣れない侍デッキを使用してプレイミスを犯し敗退するプレイヤーも少なくなかったらしいが…。)
Twitterでも「城が爆発」がバズワードになる始末。
 
来週の土日には大阪で予選が開催される。
そこでも侍が天下をとってしまうのか。
それとも残された期間で侍対策の研究が進みメタが回るのか。
このリアルタイム感あふれるメタゲームがCOJの面白いところでもある。
この1週間には注目していきたい。